【クローズアップ現代】派遣教師の実態 問題点 派遣教師事業

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皆さん

『派遣教師』というお言葉は聞いたことありますか？

今日、１１月２０日のHNKの『クローズアップ現代』という番組で取り上げられていました。

これか、今後教育業界において深刻な問題になってきそうだなと
感じる内容でした。

ということで
『派遣教師とは？』
ということに焦点をあてて

・教師の雇用形態
・派遣教師とは
・現状、問題点
・今後

という内容で記事を書いていきます。

今回は表立って知られることの無い内容、だけど知らなきゃ危ない情報ですΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ

まずは、整理します。
今回は、私立の学校の先生という立場に焦点をあてますね。

①学校の先生の雇用形態

・専任　　…（正社員のようなもの）
・非常勤　　
・派遣　　

上記の３種類があります。

ここで、非常勤と派遣の違いって何？と思ったかた。
視点がいいです。

そう、似ているが、違うのです。

一番の違いは、先生が雇用契約を誰と結んでいるかということ
・非常勤…学校と契約
・派遣　…派遣会社と契約
上記のような差があります。

まずは、ここまで理解してくださいね。

②派遣教師とは？？

そもそも、

学校側で人員不足の際に派遣会社に依頼し、
派遣会社が教員免許を保持している人を斡旋する仕組みがある

ここで、派遣会社に登録している人が、
紹介先の学校で先生となっている人を【派遣教師】といっているのだ( ..)φメモメモ

学校としては、
採用コスト、採用までの時間と労力をカットできるため
非常に重宝しているサービスとのこと　

基本的には、
契約期間は１年で、都度更新していく仕組みという。

給料は、正直安価らしいですね…
TVでも２０代の派遣教師の方がしゃべってましたが

「手取りは１７万程。同年代の半分です…」

ん！？
逆に、同年代の人多くないか？？まぁ、ここは触れずにね…

具体的には、
１コマ（１授業）　２０００〜３０００円が相場で、コマ数で給料が決まるとのこと。

職員会議や、部活動などは契約外のため授業が終わったらすぐ帰るという
スタンスみたいですね。(・_・;)

先生の机もないみたい…
派遣教師用の部屋があってそこを使うとな。

まぁ、毎日来るわけでもないしね…


③問題点

さて、気になる問題点を確認しよう。
ここまでの内容で、推測できる人もいるかもしれない

１、学校のレベルの低下
派遣教師は、専任教師と比べて制約が多いため弊害が生じている
（具体例）
・生徒が質問したくても、先生が授業後にはいなくなっている
・派遣教師の人も、長年契約できるかわからないからモチベーションがあがらない
・生徒も、先生の授業になれた頃には、その先生はいないということが多々発生する
・派遣教師によって、教育レベル（教える技術）がバラバラ
・派遣教師によって、生徒とのコミュニケーションスキルもバラバラ

実際に、都内の私立高校では

特進クラスの先生は、専任の教師
それ以外のクラスの先生は、ほぼ派遣教師で固める

という体制をとっている所もあるらしい…

これにより、生徒側からも「どうせ落ちこぼれだ…」という不満もあがっていることが
ピックアップされていた。


そもそもの原因としては、
「少子化」がある。
当然、生徒数が減少した学校側はコスト削減を考えるのが当然であろう。

しかし、私立大学の教員の採用基準は、
文部科学省で定められておらず、私立大学に権限があるとのこと。

つまり、現時点では無法地帯といえる。
実際に、父兄へ教師の契約形態について説明があるわけでもないのだ…


今後


今後はいったいどうなるのか？？

派遣教師の採用をうまく生かした事例で
狭山ヶ丘高校
が紹介されていた。

こちらでは、派遣教師は全体の１割の採用にしているとのこと

また、通常は派遣教師は参加しない職員会議等にも
学校側が給料を払い、派遣教師も参加させ
派遣教師と、選任教師とともによりよい教育カリキュラムをつくるために協力しているのだ


やはり、今度は教育レベルの向上のためにも

ガイドラインの作成　または、　父兄への情報公開

が求められてくることになるだろう。



PS,
※都内の教師専門の人材会社だけで、登録者は９０００人いるとのことです…Σ(ﾟдﾟlll)
また、都内の教師専門の派遣会社だけでも５社あるとのこと…

なかなか、これから注目のマーケットですな。

もう少し、派遣教師側のご意見きいてみたいですね。

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タグ：教師専門　派遣 派遣会社　先生 教師派遣　都内